あなたの隠れた魅力を引き出す小説講座

初心者大歓迎♡生徒さんの現状やペースに合わせて一緒に作品を完成させていく「日本一敷居の低い」小説講座です。

書きたいものと、そのときの自分から発露するものがズレているとき

日の話は昨日の記事(⇒書いても書いてもしっくり来ないときは、いま、本当に書きたいもの、書けるものを見極める時期)とつながってくるんですけど、書きたいと思っているものと、そのときの自分から発露するものとがズレていることがあります。

 

たとえば私の場合、鳥肌が立つくらい痺れる小説と出会ったとき、自分の中から抑えきれないほどの衝動を感じて、「私もこんな作品が書きたい!」と思うことがあります。

 

 

でも、いざ書こうとしたらまったく思い浮かばないんです。

 

私は、つい先日までこのギャップに悩んでいました。

でも、最近、謎が解けました。

 

小説を書くことって、「自分の中にあるものを、物語という形で表現する」ことです。

だから、逆に、自分の中にないものはいくら頑張っても書けないんです。

 

「こんな作品が書きたい!」と思ったのに、どうやってもそういう作品が書けないというときは、そもそも小説の種になるものが自分の中にないということです。

まったくないわけではないですよ?

そのときの自分の中に眠っているのは別のテーマなんです。

 

これは人それぞれかもしれませんが、私の場合、そもそも「こんな小説が書きたい」と思ったのは、「この作品が好きすぎて、もっと深くこういう世界の中に浸りたい」という気持ちからでした。

 

そこで、なんとか書こうとあれこれもがくのもありなんですが、私の場合は散々もがいた末に潔くあきらめました

「すでにこういう作品を書いてくれる書き手はたくさんいるから、私が書かなくても読み手として十分に楽しめる」ということに気づいたからです。こういうとき、他の作家さんの存在が本当にありがたく感じます。

 

そして、その部分の執着を手離したことで、本当に自分が夢中で書ける分野と出会いました。

 

「こういう作品が書きたい」と思っているのに、なかなかそういうストーリーが浮かばないという人は、一度「本当に読むだけではダメなのか?」と自分に問いかけてみましょう。

そこに執着するのもひとつの選択肢ですが、ちょっと休憩して他に目を向ければ、また新しく見えてくるものもあるはずです。